シンボルタワーとかシンボルマークとか、素敵な言い方は色々ありますが、我が家の庭の中央くらいに植えられている柿の木は、まさに我が家のシンボルとなる、いわばシンボルツリーです。この柿の木、秋には沢山実をつけ、毎年私たちを楽しませてくれる祖父が植えた祖父の形見の木なのですが、この木のお蔭で我が家の建物が外部から見え辛く、また、我が家は非常に見づらい立地にあるため色々不安です。
うちの周辺は閑静な住宅街ですが、先週も町はずれのお宅に空き巣被害があったと聞きます。そのお宅も外部から見通しの悪い、お風呂場の窓から空き巣の侵入を許したとか。うちは南側は大きな柿の木。北側は隣家との境界を隔てるブロック塀があり、エアコンの室外機や給湯器もあるので、足場にしようと思えばいくらでも材料があります。留守中に泥棒に入られるのではないか。そう思うとゆっくり外出を楽しむ気分にもなれません。
窓の沢山あるうちは、それだけ外部から侵入しやすい家だと聞きます。昔は結構頭のいい雑種犬を飼っていて、いつも家の敷地内をぐるぐるしていたので番犬として役に立っていたと思うのですが、その犬が死んでからは、私も歳を取って毎日散歩に連れて行くことも難しくなり、それ以降生き物は飼わなくなりました。今後番犬の活躍も期待できず、防犯に限らず色々なことに自信がなくなってくる世代ですから、安心して暮らせるよう、防犯対策を真剣に考えないといけないと思っています。
まずはこの柿の木。毎年家族を楽しませてくれる祖父の大切な形見ですが、少しだけでも枝をさっぱりさせて、外部から見通しを良くすることを考えます。次に数多くある侵入口への対策です。二重に鍵をつけたり、防犯ベルやダミーカメラ、人感センサーで点灯する、ライトなどもあるようです。業者さんと相談して、無理のない範囲で対策しようと思っています。